税務署の調査と相続税の関係

相続税は必要なの?

4月 26th, 2010 by 税務署調査マン

相続税がかかるのは当たり前だと思うかもしれませんが、世界には相続税がない国もあります。Wikipediaによると、スイス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、スウェーデン、イタリア、マレーシア、シンガポールなどは相続税がなく、アメリカも廃止の方向だそうです。

そもそも日本の相続税は、明治時代に日露戦争の戦費調達を目的に制度化されたのが始まりだそうです。当時の日本は華族制度があり、財閥もいっぱいあって、お金持ちと一般市民では格差がとても大きい社会でした。相続税が定められたのは、大金持ちの財産を効率良く搾り取るためだったのではないでしょうか。

それが、太平洋戦争が終わって財閥解体された後にも残り、国民全般の収入水準が上がった後にも残っているというのが現状だと思います。一般サラリーマンの生涯獲得賃金が、高卒で2億円余り、大卒で3億円程度と云われます。相続税は1000万円以下では10%の課税ですが、3億円以上の相続財産となると半分が徴収されることになっています(※ サラリーマンが一生働いても、残せない額ではありますが。。。)

しかし、ギャンブルなどで3億円儲けたというならいざ知らず、死ぬまで一生懸命働いて所得税を毎年払った上で3億円貯めた人であっても、その半額分を強制的に相続税として徴収されるのだからおかしな話です。宝くじで3億円が当たったら非課税でも子どものために残してあげたいと思っても贈与税か相続税で半分持っていかれてしまう。。。そんなに税金で持っていかれるのであれば、全部使ってしまえと無駄遣い。

なんだか相続税っていうのは納税者にとっては百害あって一利なしのような気もしますが。。。どうなんでしょうか?

Posted in 相続税と贈与税


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